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それは、杉並区にこんな森があるのかしらと、びっくりするような、深い森でした。男は、立ちならぶ大きな木のあいだをくぐって、森のまん中へはいっていきます。そのへんは、街灯の光もささず、うっかりすると、相手を見うしなうほど、まっ暗です。
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