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要するに迷庵も抽斎も、道に至るには考証に由よって至るより外ないと信じたのである。固もとよりこれは捷径しょうけいではない。迷庵が精出して文字を覚えるといい、抽斎が小学に熟練するといっているこの事業は、これがために一人いちにんの生涯を費ついやすかも知れない。幾多のジェネラションのこの間に生じ来り滅し去ることを要するかも知れない。しかし外に手段の由るべきものがないとすると、学者は此ここに従事せずにはいられぬのである。
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