素人素朴巨乳中田氏虫干の日にすると……又、不思議な事が起った。
「なるほどありがたい御説教だ。眼前の習慣に迷わされの御話しを僕も一つやろうか。この間ある雑誌をよんだら、こう云う詐欺師さぎしの小説があった。僕がまあここで書画骨董店こっとうてんを開くとする。で店頭に大家の幅ふくや、名人の道具類を並べておく。無論贋物にせものじゃない、正直正銘しょうじきしょうめい、うそいつわりのない上等品ばかり並べておく。上等品だからみんな高価にきまってる。そこへ物数奇ものずきな御客さんが来て、この元信もとのぶの幅はいくらだねと聞く。六百円なら六百円と僕が云うと、その客が欲しい事はほしいが、六百円では手元に持ち合せがないから、残念だがまあ見合せよう」
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そのうちに一月も過ぎた。牧夫は一寸考えて、見えなくなった牛のことを言出した。あの山間やまあいの深い沢を、山の湯の方へ行ったかと思う、とも言った。素人素朴巨乳中田氏次には、官兵衛がいう。「あんな鼻をつけて来るから悪るいや」
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