中山香苗巨尻が堪らない五十路母と息子の母子

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中山香苗巨尻が堪らない五十路母と息子の母子「あッ。無茶なッ」と叫んだ。
加賀の能美のみ郡なども、天狗の人を隠した話の多かったことは、近年刊行した『能美郡誌のみぐんし』を見るとよくわかる。同じ郡の遊泉寺村では、今から二十年ほど前に伊右衛門という老人が神隠しに遭あった。村中が手分けをして探しまわった結果、隣部落と地境じざかいの小山の中腹、土地で神様松という傘かさの形をした松の樹の下に、青い顔をして坐すわっているのを見つけたという。しかるに村の人たちがこの老人を探しあるいた時には、鯖さば食った伊右衛門やいと、口々に唱えたという話だが、これはいつでもそういう習わしで、神様ことに天狗は最も鯖が嫌いだから、こういえば必ず隠した者を出すものと信じていたのである(立山徳治君談)。琉球で物迷ものまよいと名づけて物に隠された人を探すのにも、部落中の青年は手分けをして、森や洞窟などの中を棒を持ち銅鑼どらを叩き、どこそこの誰々やい、赤豆飯あかまめまいを食えよと大きな声で呼びまわるという。よく似た話だがこれも神霊がこれを悪にくむのか否かは分らぬ。内地の小豆飯はむしろこの類の神の好むところと考えられている。鯖という魚の信仰上の地位は、詳つまびらかに調べてみる必要があるのだが、今までは誰も手をつけていなかった。
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「禿はボールドとか云います」「ナアンダ。やっぱりそうか。しかし面白いですね。芝居のようで……」――こよいは、おもしろい者に会わせてやる。中山香苗巨尻が堪らない五十路母と息子の母子六月二日の本能寺変の当日。「ええ、前さきの関白太政大臣でしょう」
中山香苗巨尻が堪らない五十路母と息子の母子――愍あわれが先に立ってである。月のいい夜だ、星が高く光っている。われは前をば選びつれ、シドニーにて