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この書の記きする所は、わたくしのために創聞そうぶんに属するものが頗すこぶる多い。就中なかんずく異いとすべきは、独美に玄俊げんしゅんという弟があって、それが宇野氏を娶めとって、二人の間に出来た子が京水だという一事いちじである。この書に拠よれば、独美は一旦いったん姪てつ京水を養って子として置きながら、それに家を嗣つがせず、更に門人村岡晋むらおかしんを養って子とし、それに業を継がせたことになる。
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