竹内まりや不倫

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書籍が伊沢氏から還されて、まだ津軽家にあずけられぬほどの事であった。森枳園きえんが来て『論語』と『史記』とを借りて帰った。『論語』は乎古止点おことてんを施した古写本で、松永久秀まつながひさひでの印記があった。『史記』は朝鮮板ばんであった。後のち明治二十三年に保さんは島田篁村しまだこうそんを訪とうて、再びこの『論語』を見た。篁村はこれを細川十洲ほそかわじっしゅうさんに借りて閲けみしていたのである。
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