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葉巻の灰をほとほと火鉢の縁にはたきつつ、武男はでっぷりと肥えたれどさすがに争われぬ年波の寄る母の額を仰ぎ「私わたくしは始終外ほかにいますし、何もかも母おっかさんが総理大臣ですからな――浪でも達者ですといいですが。あれも早くよくなって母おっかさんのお肩を休めたいッてそういつも言ってます」
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