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「眸ひとみはしかと、ここから真正面の三木城をにらんでおれ。――というても、星さえ暗い、城の方には、一点の灯もない。おそらく見えまいが、じいっと、眸をこらしているうちに、自然、太虚たいきょのうちにも、うッすらと見えて来る。城の影が、敵の気はいが……」
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