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里見十左衛門は、眼疾のため、すでに職をしりぞいていたから、自分でその役を買って出るわけにはいかない。そこで氏家伝次という者を、外記のもとへやった。――外記と伝次の問答は数刻も続いた。七十郎が伝次に託した質問は、左の三カ条であった。
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