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海面から沈没船の上部までは、わずかに三十メートルほどでした。これなら、金塊だけでなく、大洋丸そのものも、引きあげることができるかもしれません。大洋丸の船長が、正しい沈没の位置をかくしていたばっかりに、貴重な金塊や鉄材が、二十年も海底にねむっていたのです。
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