エロまんこ美少女――はあ、御意のとおり。で、梅若太夫へかさねて、
或日また五百いおと保とが寄席よせに往った。心打しんうちは円朝えんちょうであったが、話の本題に入いる前に、こういう事を言った。「この頃緑町では、御大家ごたいけのお嬢様がお砂糖屋をお始はじめになって、殊ことの外ほか御繁昌だと申すことでございます。時節柄結構なお思い立たちで、誰たれもそうありたい事と存じます」といった。話の中うちにいわゆる心学しんがくを説いた円朝の面目めんぼくが窺うかがわれる。五百は聴きいて感慨に堪えなかったそうである。
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