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事のしだいはこうである。――その年の四月十三日、幕府の国目付が仙台へ着いた。国目付は例年のとおり、神尾若狭守わかさのかみ(使番)安部主膳(小姓組)の二人で、四月五日に江戸を立ち、十三日に到着した。そうして、四月二十二日、仙台城の二ノ丸で、両国目付の饗応きょうおうがおこなわれた。
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