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天保六年閏うるう七月四日に、抽斎は師狩谷※(「木+夜」、第3水準1-85-76)斎かりやえきさいを喪なった。六十一歳で亡くなったのである。十一月五日に、次男優善やすよしが生れた。後に名を優ゆたかと改めた人である。この年抽斎は三十一歳になった。
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