日暮里痴女千年の魔豹血と匂いを持たぬ蝸牛の世界
泰二君は、胸をドキドキさせながら、一ミリずつ一ミリずつ、まるでなめくじのはうような速度で、用心にも用心をして、窓のところへ顔をあげていきました。そして、長いあいだかかって、やっと部屋の中を、チラッとのぞくことができました。
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