漫喫痴女

漫喫痴女
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セエラが店に入って行きますと、おかみさんは振り返ってセエラの方を見ました。セエラを見ると、甘パンはうっちゃらかして、帳場の中に坐りました。おかみさんはしばらくの間、穴のあくほどセエラの[#「セエラの」は底本では「エセラの」]顔を見つめていましたが、人のいい顔はじき、はればれとして来ました。
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