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これを反対に、信長から家康を観みるに、自分の持たない特徴を多分に持っていることを認めていたにちがいない。辛抱づよい、困苦に耐える、奢おごらない、誇らない。また織田家の宿将とのあいだにも、かりそめに摩擦まさつを起さない。分を知って野望をあらわさず、よく内に蓄えて、同盟国に危うさを気労きづかわせない。そして同じ敵対国にたいしては、常に重きをなしているから無言の防塁ぼうるいはつねに織田の後方を確乎かっことして扶翼ふよくしている。
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気ちがひじみた風が吹く。「鷺の間へ参るついでに、わしがいいつける。そちは、この女童めわらべたちと遊んでいてやれ」遠くのふすまが辷すべる。宿直とのいの山田香之進が音もなく入って来て平伏した。光秀は一言、モロ見えavエロ画像挿入――舎人はいつかやられる。「お父さん待って……」
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