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「さればです。人伝ひとづてに聞きますと、山上は依然、荒涼として廃墟のままだそうですが、その後、横川の和尚亮信りょうしんや、宝幢院ほうとういんの詮舜せんしゅんや、止観院しかんいんの全宗ぜんそうや、また正覚院しょうかくいんの豪盛ごうせいとか、日吉ひえの禰宜行丸ねぎぎょうがんなどの硯学せきがくたちが、諸方に散亡さんぼうしていた山徒をよびあつめ、あらゆる手段てだてを尽して、山門復興の運動をしておるようでございます」
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