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伊勢大神宮は、ここ三百年このかた、遷宮せんぐうの執り行いもなく、神廟しんびょうの荒れようは畏かしこき極みであったし、国家的な神事も久しく断たえたままになっていたので、信長は、新宮御造作のことを思い立ち、昨年来、すでにそれに着手させていたのであった。
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