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富穀、通称は祖父と同じく道秀といった。文化四年の生うまれである。十一歳にして、森枳園きえんと共に抽斎の弟子ていしとなった。家督の時は表医者であった。令図、富穀の父子は共に貨殖に長じて、弘前藩定府じょうふ中の富人ふうじんであった。妹秀は長谷川町はせがわちょうの外科医鴨池道碩かもいけどうせきに嫁した。
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